猿滑り ― 2012年08月28日 20時40分42秒
猿が滑りそうな木肌というが、見たことは無いが、猿は滑らないで登れるという。
滑りそうな、という意味合いと考えればよい。
百日紅は中国名で、訓読みとしてサルスベリを当てている。
変と感じることもあるが、元々、漢字の訓読みの成り立ちを考えれば、百日紅でも良いはずである。厳密には熟字訓というのだが。
雲に浮かぶ百日紅を撮りたいと思っていたら直ぐに願いがかなった。
神田紺屋町 ― 2012年08月28日 22時32分16秒
千代田区のホームページに町名の由来が次のように書かれている。「慶長(けいちょう)年間(1596~1615)に誕生したこの町には、藍染(あいぞ)めを手がける染物屋(そめものや)が軒(のき)を連ねていました。「紺屋町(こんやちょう)」という町名は、そのために生まれたとされています。」
神田紺屋町は、神田北乗物町を挟んで北部と南部に分かれている。このわけも千代田区のホームページに書かれている。「ところで現在、紺屋町には、紺屋町北部町会と、紺屋町(南)町会の二つの住民組織があります。その理由は、両町会の間に神田北乗物町(かんだきたのりものちょう)が存在し、町そのものを南北に分けているからです。こんな不可思議な町の形が生まれたのは、江戸時代の享保(きょうほう)四年(1719)のことでした。当時、神田北乗物町の南側だけに集まっていた紺屋町の一部が、幕府の命令によって北乗物町の北部に移されたのです。その跡地は、防災用の空き地となりました。災害から町を守るための幕府の施策が、このような町の配置を生み出したものと思われます。 」
写真は、8月に紺屋町に新築された某信用金庫に展示されているもので、昼間は見えにくいが夕方は照明があたる。
このレンズは開放絞りが明るいにもかかわらず、最近は絞って使ってばかりなので、これでも、思い切って絞りを開けてみた。
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