蕺草(どくだみ)の花は黄色い。
白く見えるのは、花弁でなく総苞(そうほう)で上の黄色い部分を包んでいた葉の一種。上の穂のような黄色い部分は、花の集まりであるが、個々の花には花弁も萼(がく)もない。そんなことを言っていると、「白い花でもいいじゃないか。夢がない奴だ。」などと言われそうであるが。
蕺草は薬草にもなるし、食用にもなる。どくだみ茶もあるぐらいだから、ハーブの一種といっても間違いとは言えない。であるが、蕺草を採っていく人を見かけない。やはり雑草なのか。せいぜい野草にしたいので撮っていく人になってみた。
昭和通りのとあるところに群生していた。
D800 + SIGMA 85mm F1.4 EX DG HSM, mode A, auto(ISO 360), 1/60sec, F4, -1.0EV
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