ブロニカプロフェッショナルレンズフードG ― 2012年11月17日 20時05分52秒
アダプターリングが72mmのほか、別売りの95mm、82mmも付いていた。
もともとは、ブロニカGS-1という6×7判一眼レフカメラ用のフードである。
82mmを77mmにするステップアップリングも買い、77mmに変換して装着してみた。
焦点距離85mmのレンズで大きさのバランスがちょうど良い感じで、ラックレールいっぱいに伸ばしても画面が欠られることはない。
最初、レンズにフィルターをつけたまま装着したら、フィルターのギザギザがステップアップリングに食い込み、外すのに大変手間取ってしまった。フードの傾きを正す時に強く締まってしまうためである。
ラックレールを外して、前面が斜めになればガラスの反射が写らなくてよいだろうということで、改造を考えているがどう加工するか思いつかない。実際にこれだけのフードが役に立つような撮影条件がどんなものだかも想像がつかない。しかし、これをつけると、なにかごっつい感じがし、それらしく見える。プロの方ですかと聞かれるかもしれない。実は、今までにも何回か、風貌からプロかと聞かれたが、平凡なサラリーマンには見えないらしい。
Ai Nikkor 20mm F3.5に、ステップアップリングを3枚(82→77→62→52mm)重ねてつけたら、蛇腹を畳んだ状態でぎりぎり欠られなしとなったが、見た目は、ラックレールが飛び出しているので、レンズの前にミニカートを付けたような格好になった。
ブロニカという会社は、ゼンザブロニカとう6×6判一眼レフで一世を風靡したが、1998年にタムロンに吸収合併された。このフードを付けるカメラ、ブロニカGS-1は、吸収合併後も生産が継続されたが、2002年に生産中止となった。さびしいことである。
蛇腹に痛みはなく、金属部分に少し錆があるが問題はなく、ラックレールは綺麗。写真で右側のノブで蛇腹を伸縮させ、左のノブで固定する。左右の溝は別売りの前面マスクを差し込むマスク受け。
3枚のリングと手持ちのレンズに付けるために買い足したステップアップリング。
リングをレンズにつけたら、上端をリングガイドに差し込み、下端を固定ノブで締める。
手前のボードと蛇腹の間に隙間がみえるが、ゼラチンフィルターを差し込むところ。
実際にカメラに装着したところ。
見た目ほど重くないが、レンズに負担がかかりそうで丁寧に扱うほうがよさそうである。ちょっと格好いいかもしれない。(カメラの台にしているのは、なんとハードディスク)
D5000 + AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)でストロボを背景紙にバウンズさせ撮影。
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