なんとなく長時間露光で写真を撮ってみたくなった。
長時間露光では、三脚とシャッターをきるリモコンが必要になってくる。軽い三脚だったが風も穏やかで、ぶれることはなかった。30秒間露出することを目標に設定をいろいろと変えてみるが、フィールターの暗さは、目盛が暗くて見えず勘に頼る。ちょっと古い人は勘ピュータなどと呼ぶ。
NDフィールターを暗くし過ぎるとX字のムラが生じてしまう。効果を確認しようにも、ファインダーもモニターも真っ暗で訳がわからない。実際に撮りながら調整する。
撮り始め、船の往来もなく、長時間露光がむなしくなるばかりの写真であったが、屋形船が来てくれて救われた。
屋形船が30秒間に移動したところの軌跡が赤い線となって写っている。
フィルターなしで撮った写真の撮影データから計算したら、約1万分の1の暗さになっていた。これは間違いで、計算し直したら約500分の1くらいであった。
D800 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED, mode M, ISO 100, 30sec, F5.6, 24mm, Variable ND-filter, tripod
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