貰って来たチューリップの球根を植えたら全部に白い花が咲いた。チューリップと言えば赤や黄色系の花しか思い浮かばない。それが、白ばっかりが並ぶと奇妙な感じである。
童謡のチューリップの歌詞にも出てこないだろうと思い、口ずさんでみたら、赤白黄色が出てきた。
思い違いだろうと、調べてみたら間違いではなかった。
自宅から駅への途中にある菜園で、今日、白いチューリップを見てきた。やはり白いチューリップは変ではなかったことになる。
そもそも、色の記憶については残りにくいのではないのでは。今どきの映画で白黒のものは少ないが、白黒であっても素晴らしい作品はいくつでもあるのでは。1939年に公開されたオズの魔法使いは白黒で始まり、途中からカラーに変わるのだが、変わったときの驚きは思えているがそれがどのような色彩だったかうまく説明できない。
色の記憶の話は別として、園芸店などに行って自宅の花壇用にチューリップの球根を買うとしたら赤か黄色系に偏るに違いない。公園などの広い所に何千本、何万本と植えるとなると白も入るのだろう。
良く見ると、中に妖精が潜んでいてもおかしくない白である。
D800 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G ED, mode A, auto(ISO 100), 1/500sec, F3.3, -0.7EV
絞り開放で撮っているが、被写体に近づくとレンズが前に繰り出し口径比が大きくなってしまう。
最近のコメント