デジタル一眼レフカメラにはイメージセンサーのサイズが大まかに2通りあって、APS-Cサイズに近いものと、一辺の長さが1.5k倍くらいあるフルサイズと言うものがあって、後者は当然レンズの図体も大きくなる。前者用のレンズを後者のカメラに付けると、周りが欠けた画像になってしまう。
ところが、中には、欠けないで大きい画像で撮れてしまうものがある。ニコンでは前者をDXサイズ、後者をFXサイズと読んでいる。
ニコンの12-24mmは、DXサイズ用であるが、焦点距離18mm以上でFXサイズでも周囲が欠けないで撮れてしまう。
広角レンズで撮る風景は、なかなかおもしろい。
仲の良いカメラ屋の店員さんに、レンズは時々オートフォーカスを動かしてやらbないと調子が悪くなると言われたこともあって、今回は、この12-24mmのレンズをつけて夕方の日本橋を撮ってきた。
常盤橋と夕空。この角度では、傍から見ると空を撮っている様にしか見えない。
17mmでも隅まで写っているが、画質はよくない。像も流れている。
隅だけを見るわけではないので、どこまで許容するかになってくる。
D800 + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 12-24mm F4G(IF), auto(ISO 180), 1/250sec, F8, 17mm
16mmでは、四隅が欠け始める。構図によっては気が付かない場合もある。
西河岸橋南詰の公園。
D800 + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 12-24mm F4G(IF), auto(ISO 3200), 1/250sec, F8, 16mm
鳩が近くにいるのだが、広角なので小さくしか写らない。大きく写そうと近づいたら鳩も同じ距離を置くように逃げてしまった。
日本橋北詰の元標の広場。
D800 + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 12-24mm F4G(IF), auto(ISO 1100), 1/250sec, F8, 16mm, -1.0EV
日本橋南詰の花の広場の裏手。
この辺りは、日本橋一丁目一番地一号。
D800 + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 12-24mm F4G(IF), auto(ISO 2000), 1/60sec, F8, 16mm
これも空を撮っているような格好。
金色に輝く奈良まほろば館に夕空が写る。
D800 + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 12-24mm F4G(IF), auto(ISO 280), 1/60sec, F8, 16mm
新浮世小路(しんうきよしょうじ)。右手の道が江戸時代に浮世小路と呼ばれていたという。
D800 + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 12-24mm F4G(IF), auto(ISO 360), 1/60sec, F8, 16mm, -0.7EV
ユニチカのビルに映る夕空。
D800 + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 12-24mm F4G(IF), auto(ISO 360), 1/60sec, F8, 24mm, -0.7EV
室町三丁目交差点にあるドトールの看板。超広角なので、向かいにあるユニチカのビルが覆いかぶさるように写っている。
D800 + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 12-24mm F4G(IF), auto(ISO 140), 1/60sec, F8, 17mm, -0.7EV
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