ケンコーKDSマウントを改造 ― 2011年08月20日 18時00分28秒
アリ溝ヘッドをアームの裏側に付けるために、8.5mmのドリル刃とスペーサー用にコルク板かゴム板を買いに行く。アームを下向きにすることでヘッドの高さを70mm下げることができる。
タップが高くなければタップとハンドルも買おうかとも考えていた。
あれこれ探していると、刺繍ねこさんの旦那さんにお会いし、加工してもらえることに。
あっという間に、アームに8.5mmの穴を垂直に開け、3mmのアクリル板を作ってしまった。
今回の改造のクライマックスであったのだが。
アングルを付替えた。おかげでKenkoの文字が下になってしまった。
これでヘッドの高さが10mm低くなる。アームとこれで80mm低くなり、重心位置を低くすることで加工前よりも安定した動きが得られる。
上下の回転のフリクション調整の4つのビス。このビスのしめ具合でレンズを上下に回転させるときの滑らかさと滑り落ちない状態のバランスを調整する。
緩すぎるとレンズが上か下に勢いよく傾いてしまう。
つまみカバーを外したところ。
調整を簡単にできるよう、ビスを外し六角穴付ボルトをつまみカバーが付いていた穴にねじ込み六角レンチで調整できるようにした。これは単に交換で改造といえるほどではない。
完成したところ。
実際にレンズをセットしてみる。
セットしたのは、D700と2倍のテレコンバーターと300mmF2.8。これで4.6kgある。
なんとこれを動物園では手持ちで振り回している。
この向きにつけたのは、プレートが微調整ノブにぶつかってしまうため。下向きに回すことはないので、この向きに付けることになる。この状態で60°くらい上まで向けられ、どの角度でも止まってくれる。プレートをもっと前につければもう少し上まで仰ぐことができる。・・・月の角度は大丈夫だろうか・・・
写真でわかるように、レンズの重心と回転の中心が近い。
Wimberleyの超望遠用雲台は高価なので。
D5000 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G ED, ISO 200, 1/200sec, F11, SUNPAK PZ 4000AFをカメラのホットシューにつけ、Full光量で上方の手持ちアンブレラにバウンズ 、屋外ではauto(ISO 200-280), 1/320-125sec, F3-2.8, ストロボ無し
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